ジョン・D・ロックフェラー2世とは?
じょんでぃーろっくふぇらーにせい
ジョン・D・ロックフェラー2世は、父が築いた石油財閥の後継者として慈善・文化事業に多大な資金を投じ、ロックフェラーセンターや国連本部用地の寄贈など数多くの社会貢献で知られるアメリカの実業家です。
ジョン・デイヴィソン・ロックフェラー2世(John D. Rockefeller Jr.、1874〜1960年)は、アメリカの実業家・慈善家。スタンダード・オイルで巨万の富を築いたジョン・D・ロックフェラー(シニア)の一人息子として生まれ、膨大な家産を受け継いだ。
ロックフェラー2世自身はビジネスよりも慈善活動と文化的遺産の創出に生涯の多くを費やした。その主な業績としては以下が挙げられる。
- ニューヨーク・マンハッタンのロックフェラーセンター開発(1930年代)
- 国際連合本部建設用地のニューヨーク市への寄贈
- ニューヨーク近代美術館(MoMA)の設立支援
- コロニアル・ウィリアムズバーグの復元事業への大規模投資
- クライスラーセンターを含む都市開発・文化施設への支援
宗教的信仰心が篤く、バプテスト教会への寄付や宗教間協力活動にも熱心に取り組んだ。また労使関係の改善にも尽力し、1914年のコロラド州での炭鉱争議(ラドロー虐殺事件)後には労働環境改革に取り組む姿勢を示した。
巨額の富を社会に還元する「フィランソロピー」の象徴的人物として、アメリカの慈善事業の歴史に大きな影響を与えた人物である。
使い方・例文
ニューヨーク観光で訪れるロックフェラーセンターや国連本部は、ジョン・D・ロックフェラー2世の慈善活動の遺産として語られることが多い。
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