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ジョン・エクルスとは?

じょんえくるす

ジョン・エクルスとは、オーストラリア出身の神経生理学者で、神経細胞間の信号伝達(シナプス伝達)の仕組みの解明によりノーベル生理学・医学賞を受賞した人物です。

サー・ジョン・カルー・エクルス(1903〜1997年)は、オーストラリアメルボルン生まれの神経生理学者です。オーストラリア国立大学ロックフェラー大学など複数の機関で研究し、神経科学の黎明期を代表する科学者のひとりです。

エクルスの主要な業績は、シナプスにおける神経信号伝達の電気的メカニズムの解明です。ニューロン(神経細胞)同士が接続する「シナプス」において、信号が電気的に伝達される際の興奮性シナプス後電位(EPSP)と抑制性シナプス後電位(IPSP)の存在を実験的に証明しました。これにより、脳が複雑な情報処理を行う基本的な仕組みが明らかになりました。

1963年、ホジキンおよびハクスリーとともにノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞理由は「神経細胞膜のイオン機序の発見」(ホジキン・ハクスリー)と「シナプス伝達の興奮・抑制メカニズムの解明」(エクルス)です。

また、エクルスは科学と哲学・宗教の関係にも深い関心を持ち、心身問題についての著作を多く残しました。神経科学の枠を超えた思想家としても知られています。

使い方・例文

脳科学や神経生理学の入門書で、「シナプスの働きを実験で示したのがエクルスだ」と紹介される場面で登場します。

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