ジョン・ウェスレー・パウエルとは?
じょんうぇすれいぱうえる
ジョン・ウェスレー・パウエルは、19世紀アメリカの探検家・地質学者で、コロラド川とグランドキャニオンを初めてボートで踏破した人物として知られています。
ジョン・ウェスレー・パウエル(John Wesley Powell、1834〜1902年)は、アメリカ合衆国の探検家・地質学者・民族学者です。南北戦争で右腕を失いながらも、その後の探検活動で歴史に名を刻みました。
パウエルの最大の功績は、1869年に行ったコロラド川の探検です。10名の隊員と小型ボート数艘で、コロラド州グリーンリバーから出発し、グランドキャニオンを含むコロラド川の難所を約3ヶ月かけて下り切りました。この航行は白人による初の記録的踏破とされ、アメリカ探検史上の金字塔とされています。
探検の成果は科学的にも大きな意義を持ちました。
- グランドキャニオンの地質構造の詳細な記録
- アメリカ南西部の地形・地質に関する報告書の作成
- アメリカ先住民の文化・言語の調査・記録
- アメリカ地質調査所(USGS)の初代長官に就任
パウエルはまた、乾燥地帯における水資源の管理や土地利用政策についても先見的な提言を行い、その考えは後のアメリカ西部開発政策に影響を与えました。グランドキャニオンの地名や米国内の地形名にパウエルの名が冠されているものが複数あります。
使い方・例文
グランドキャニオンの歴史や米国西部探検史の解説で「パウエルが最初にコロラド川を下った」という形で紹介される場面で登場します。
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