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ジョナス・ソークとは?

じょなす・そーく

ジョナス・ソークとは、ポリオ(小児麻痺)の不活化ワクチンを開発し、この感染症の制圧に貢献したアメリカの医学者・ウイルス学者です。

ジョナス・ソーク(Jonas Edward Salk、1914〜1995年)は、アメリカニューヨーク市出身のウイルス学者・医師です。ニューヨーク大学医学部を卒業後、ウイルス学の研究を深め、ピッツバーグ大学で研究チームを率いました。

20世紀前半、ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)はポリオウイルスによって引き起こされ、感染した一部の患者で手足の麻痺や呼吸筋の麻痺をもたらす感染症でした。特に子どもへの被害が大きく、毎年夏になるたびに大規模な流行が起きていました。

ソークは不活化(殺した)ウイルスを用いたワクチンの開発に取り組み、大規模な臨床試験を経て1955年にその有効性・安全性が公式に確認されました。この発表は世界的なニュースとなり、ワクチン接種の普及によってアメリカをはじめ多くの国でポリオ患者数が劇的に減少しました。

注目すべきことに、ソークはこのワクチンの特許を取得しませんでした。「ワクチンは人類のものだ」という姿勢は、医学倫理の文脈で今日も語り継がれています。その後ポリオはほぼ根絶に近い状態まで制圧されており、晩年にはHIVワクチンの研究にも携わりました。

使い方・例文

医学倫理や公衆衛生の授業で「特許を手放してワクチンを世界に提供した科学者」として紹介されます。「太陽に特許を取れますか」という言葉が有名なエピソードです。

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