ジャン・ルノワールとは?
じゃんるのわーる
ジャン・ルノワールはフランスを代表する映画監督で、詩的リアリズムの名作を生み出し映画史に深く刻まれた巨匠です。
ジャン・ルノワール(Jean Renoir)は、1894年にフランス・パリで生まれ1979年に没した映画監督・脚本家です。印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワールを父に持ち、芸術的な環境の中で育ちました。第一次世界大戦への従軍を経て映画の世界へと進み、サイレント映画時代からトーキー時代にかけて活躍しました。
ルノワールの映画は「詩的リアリズム」と称され、社会の現実を詩的かつ人間的な視点で描くことを特徴とします。階級社会の矛盾、人間の弱さ、戦争の悲劇などを題材にしながらも、登場人物一人ひとりへの深い共感が作品全体に流れています。
代表作としては以下が挙げられます。
- 『大いなる幻影』(1937年):第一次大戦中のフランス人捕虜を描いた反戦映画の傑作
- 『ゲームの規則』(1939年):フランス上流社会の偽善を風刺した作品で、後世の映画人に多大な影響を与えた
- 『河』(1951年):インドを舞台に撮影した初のカラー作品
ヨーロッパで反ファシズムの活動を行い、第二次世界大戦中はアメリカに移住してハリウッドでも製作を続けました。後世の映画監督、とりわけフランスのヌーヴェルヴァーグの世代から「映画の父」と仰がれ、その影響は現代映画にも及んでいます。
使い方・例文
「ジャン・ルノワールの『大いなる幻影』は、戦争と人間の連帯を詩的に描いた映画史上の傑作として広く知られています。」
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