ジャック・パランスとは?
じゃっくぱらんす
ジャック・パランスとは、アメリカの俳優で、鋭い顔立ちと強靭な肉体を持つ個性的な悪役俳優として知られ、晩年のアカデミー賞受賞で再評価された名優です。
ジャック・パランス(Jack Palance、1919〜2006年)は、アメリカ・ペンシルベニア州出身の俳優で、ウクライナ系移民の家庭に生まれました。本名はウォルター・ジャック・パラフニューク。若い頃はプロボクサーとして活動した経歴も持ち、その肉体的な存在感は映画俳優となってからも大きな武器となりました。
第二次世界大戦への従軍後、俳優を志してニューヨークで訓練を受けました。シャープな頬骨と鋭い眼光という特異な顔立ちが、敵役やアウトロー的なキャラクターへの適性を高め、1950年代から悪役俳優として頭角を現しました。ジョージ・スティーヴンス監督の西部劇の名作『シェーン』(1953年)での冷酷な殺し屋ジャック・ウィルソン役はキャリア最高の演技の一つとして評価されています。
その後も多くの映画やテレビ作品に出演し、特にイタリア製マカロニウエスタンにも数多く参加しました。1991年には、ロン・ハワード監督の『シティ・スリッカーズ』でのユーモラスなカーボーイ役が高く評価され、アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。授賞式での片腕立て伏せのパフォーマンスは伝説的なエピソードとして語り継がれています。
強面でありながら、ユーモアとコミカルな側面も持ち合わせた多才な俳優として、多くの映画ファンに愛されています。
使い方・例文
西部劇の悪役俳優を語る場面や、アカデミー賞受賞式の名エピソードを紹介する際にジャック・パランスの名前が挙がります。
この用語をシェア
最終更新: