ジャコモ・マイアベーアとは?
じゃこもまいやーべーあ
ジャコモ・マイアベーアとは、19世紀前半に活躍したドイツ出身の作曲家で、パリを舞台に豪壮な「グランド・オペラ」様式を確立した人物です。
ジャコモ・マイアベーア(Giacomo Meyerbeer、1791〜1864年)は、プロイセン王国(現ドイツ)のタスドルフ近郊に生まれた作曲家です。本名はヤーコプ・リープマン・ベーアといい、「マイアベーア」はイタリア留学の際に名乗り始めた芸名に由来します。
ベルリンで音楽教育を受けた後、イタリアに渡ってロッシーニ様式のオペラを学び、さらにパリに移ってフランスの大衆的な歌劇場文化と融合した独自の様式を作り上げました。その集大成が「グランド・オペラ」と呼ばれる形式で、大規模な合唱、豪華な舞台装置、歴史的テーマを組み合わせた壮大な作品群が特徴です。
代表作には次のようなものがあります。
- 『ユグノー教徒』(1836年)
- 『預言者』(1849年)
- 『アフリカの女』(1865年、死後初演)
マイアベーアはパリ・オペラ座の聴衆に絶大な人気を誇り、ヴェルディやワーグナーにも影響を与えました。一方、ワーグナーは晩年に彼を批判的に論じており、音楽史上の評価は複雑な経緯をたどっています。
使い方・例文
19世紀のオペラ史や、フランスのグランド・オペラというジャンルを調べるときに、マイアベーアの名前が中心的な作曲家として登場します。
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