シク教徒とは?
しくきょうとぅ
シク教徒とは、15世紀にインドのパンジャーブ地方で成立したシク教(シク教)を信仰する人々で、ターバンや5つのKシンボルで知られる民族宗教的集団です。
シク教徒(Sikhs)とは、インドのパンジャーブ地方で15世紀末にグル・ナーナク(1469〜1539年)によって創始されたシク教(Sikhism)を信仰する人々です。世界の信者数は約2,500〜3,000万人とされ、インドで4番目に大きな宗教集団を形成しています。
シク教はヒンドゥー教とイスラム教の影響を受けつつ、カーストや偶像崇拝を否定し、唯一神(ワーヘグル)への信仰・平等・奉仕(セーワー)を核心的価値として掲げます。聖典「グル・グラント・サーヒブ」は10代のグル(教師)の教えをまとめたもので、現在も宗教的権威として礼拝されています。礼拝の場はグルドワーラ(シク寺院)であり、誰でも無料で食事を受けられる「ランガル(共同食堂)」の慣行がシク教の平等精神を象徴しています。
信者は「5つのK」と呼ばれる信仰の標識を身に付けることが求められます。
- ケシュ(髪を切らない)
- カンガー(木製の櫛)
- カラー(鉄製のブレスレット)
- カッチャー(特定の下着)
- キルパン(短剣)
ターバン(ダスター)の着用は特に男性信者の象徴として世界的に知られています。歴史的には18世紀のシク王国(ランジート・シン統治期)が北インドで繁栄しましたが、イギリスに併合されました。インド独立後の1984年にはアムリトサルの黄金寺院へのインド軍侵攻(ブルー・スター作戦)が大きな政治的対立を生みました。
使い方・例文
「シク教徒はグルドワーラでのランガル(共同食事)を通じて訪問者全員に無料で食事を提供し、平等と奉仕の精神を実践している。」
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