サイマー運河とは?
さいまーうんが
サイマー運河は、フィンランド南東部のサイマー湖とフィンランド湾を結ぶ全長約43キロメートルの内陸水路です。
サイマー運河(フィンランド語:Saimaan kanava)は、フィンランド南東部に位置するサイマー湖とバルト海に面したフィンランド湾(ヴィーボルク湾)を結ぶ全長約43キロメートルの運河です。1856年に開通した歴史ある水路であり、フィンランドの内陸水運において重要な役割を担っています。
この運河の特徴として、水位差を調整するための閘門(ロック)が複数設けられている点が挙げられます。サイマー湖はフィンランド湾の海面よりも約76メートル高いため、船が上下に移動する際には閘門を用いて段階的に水位を調整します。現在の運河はかつての旧運河を拡張・近代化して1968年に再開通したものです。
運河の南端部分はロシア領カレリアを通過しており、フィンランドはその区間をロシアから長期租借しています。この国際的な租借契約がこの運河の運営を特徴づけており、定期的に条約の更新が行われています。
サイマー運河は木材や紙パルプなどの物資輸送に利用されてきたほか、観光クルーズにも活用されており、フィンランドの自然や歴史を楽しむ観光ルートとしても親しまれています。
使い方・例文
フィンランドの林業製品を海外へ輸出する際、サイマー湖周辺の港からサイマー運河を経由してバルト海へ運ぶルートが利用されます。観光船もこの運河を通る周遊コースを提供しています。
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