コードカバレッジとは?
こーどかばれっじ
コードカバレッジとは、ソフトウェアテストでプログラムのどれだけの割合が実行されたかを示す指標のことです。
コードカバレッジ(Code Coverage)とは、テストスイートを実行したときにソースコードのどの部分が実際に実行されたかを示す測定指標です。テストの網羅性(カバレッジ率)を定量的に把握するために利用されます。
代表的なカバレッジの種類には以下があります。
- ステートメントカバレッジ(命令網羅):各コード行が少なくとも1回実行されたかどうか
- ブランチカバレッジ(分岐網羅):if/else・switch などの各分岐が実行されたかどうか
- 条件カバレッジ:条件式の真・偽が両方テストされているか
- 関数カバレッジ:すべての関数が少なくとも1回呼び出されているか
- 行カバレッジ:各ソースコード行が実行されているか
カバレッジ率は通常パーセントで表され、たとえば「行カバレッジ85%」はテストによって85%のコード行が実行されたことを意味します。多くのプロジェクトではカバレッジ率に一定の閾値(80〜90%など)を設け、CI/CDパイプラインで自動チェックを行います。
ただし、カバレッジ率が高いことは必ずしもテストの質が高いことを意味しません。コードを実行しているだけで適切な検証(アサーション)がないテストはカバレッジを上げても品質向上に寄与しないため、カバレッジは品質指標の一つとして他の手法と組み合わせて活用することが重要です。
使い方・例文
JavaScriptのJestやPythonのpytestなどのテストフレームワークでカバレッジレポートを出力し、テストされていないコードパスを特定して追加テストを書く際にコードカバレッジが参照されます。
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