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コンポジット信号とは?

こんぽじっとしんごう

コンポジット信号とは、映像の輝度・色・同期などの情報を1本の信号線にまとめて伝送するアナログ映像信号の形式です。

コンポジット信号(Composite Video Signal)とは、テレビ映像を構成する輝度信号(Y)・色信号(C)・水平・垂直同期信号・カラーバースト信号をひとつの電気信号に多重化したアナログ映像信号の規格です。日本ではNTSC方式が長く使われており、黄色いRCAコネクタが象徴的な端子として普及しました。

輝度と色を分離せず1本にまとめる設計は、1940年代〜1950年代の放送技術として開発されました。当時はモノクロ受信機との互換性を保ちながらカラー情報を追加する必要があり、輝度信号に色信号(クロミナンス)を周波数多重することで解決しました。受信側では帯域フィルタを使って両者を分離・復調します。

コンポジット信号の特徴と問題点は以下のとおりです。

  • 単一のケーブル・端子で扱えるため接続が簡便
  • 輝度と色の干渉(クロスカラー・ドット妨害)が画質劣化の主因となる
  • S端子(S-Video)は輝度と色を分離して改善、コンポーネント接続はさらに高画質
  • デジタル化・HDMI普及により現在はレトロゲーム機や古い機器との接続用途が中心

HD放送やデジタル配信が主流となった現代では、コンポジット信号の新規採用はほとんど見られませんが、映像信号の歴史的基盤として放送技術を理解する上で重要な概念です。レトロなゲーム機やVHSデッキを現代のディスプレイに接続する際には、コンポジット→HDMI変換アダプタが活用されています。

使い方・例文

古いファミコンやビデオデッキをテレビに接続するとき、黄色いケーブルで映像を繋ぐ方法がコンポジット信号の典型例です。現代のゲーム機ではHDMIに置き換わりました。

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