コンテナターミナルとは?
こんてなたーみなる
コンテナターミナルとは、海上輸送用の標準化されたコンテナを船と陸上輸送機関の間でやり取りするために整備された港湾施設です。
コンテナターミナルは、ISO規格で寸法が統一された海上コンテナ(主に20フィート・40フィート)を対象として、船舶への積み込み(積載)と荷揚げ(荷役)、ならびにコンテナの保管・仕分け・トラック・鉄道への受け渡しを一貫して行う港湾の専用区画です。
1950年代後半、米国のマルコム・マクレーンが海上輸送にコンテナを導入したことで国際物流は劇的に合理化され、世界中の主要港にコンテナターミナルが整備されました。コンテナ化以前は個別の貨物を人力で積み降ろす「在来船(ブレークバルク船)」が主流で、荷役に多大な時間とコストがかかっていました。
ターミナルの主要設備と機能は次のとおりです。
- バース(岸壁):コンテナ船が接岸する水域と岸壁
- ガントリークレーン:船上のコンテナをレール上から積み降ろしする大型クレーン
- ヤード:コンテナを一時保管するエリア。ヤードトラクタ・RTG(タイヤ式ガントリークレーン)・スタッカーが稼働
- ゲート:搬出入トラックの通関・チェックポイント
- CFS(コンテナフレートステーション):小口貨物をコンテナに詰め合わせ・取り出す施設
近年は自動化が進み、無人搬送車(AGV)や自動クレーンを用いた高度に機械化されたターミナルも増えています。日本では東京・横浜・神戸・名古屋などの主要港にコンテナターミナルがあり、日本の輸出入の大半をここで処理しています。
使い方・例文
輸入品を注文した企業が「コンテナターミナルで通関が完了次第、工場へトラック輸送する」というように、国際物流の実務の場面で登場します。
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