コアネットワークとは?
こあねっとわーく
コアネットワークとは、通信システムの中枢部分で、認証・ルーティング・サービス制御などを担う基幹インフラのことです。
コアネットワーク(Core Network)とは、移動体通信や固定通信システムにおいて、エンドユーザーに直接接続する「アクセスネットワーク」の奥に位置する中枢的な通信基盤です。通話・データ通信の交換・制御・認証・課金・他ネットワークとの相互接続など、通信サービスの根幹を担うインフラを指します。
携帯電話網を例に取ると、スマートフォンは基地局(アクセスネットワーク)を介してコアネットワークに接続します。コアネットワークは受信した通信に対して以下のような処理を行います。
- 加入者認証:正規ユーザーであるかを確認する
- IPルーティング:データパケットを適切な宛先へ転送する
- セッション管理:通話やデータ通信のセッションを維持・制御する
- 他網との接続:インターネットや固定電話網との相互接続を担う
世代ごとに構成は大きく変化しており、4G(LTE)では「EPC(Evolved Packet Core)」、5Gでは「5GC(5G Core)」と呼ばれます。5GCはクラウドネイティブ設計を採用し、マイクロサービスアーキテクチャによって柔軟なスケーリングや機能の迅速な更新が可能になっています。
コアネットワークの品質と信頼性が、通信サービス全体の安定性・速度・セキュリティに直結するため、通信事業者が最も重点的に投資・管理する領域のひとつです。
使い方・例文
スマートフォンで動画を再生するとき、映像データは基地局を経由してコアネットワーク内のサーバーに到達し、認証・ルーティング処理を経てコンテンツが手元に届きます。
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