ケルセチンとは?
けるせちん
ケルセチンとは、玉ねぎや緑茶など多くの植物に含まれるフラボノイド系の天然ポリフェノールで、抗酸化作用で知られます。
ケルセチン(Quercetin)は、植物界に広く分布するフラボノール系のポリフェノール化合物です。化学式はC₁₅H₁₀O₇で、黄色い結晶性の物質として単離されます。特に玉ねぎの外皮・リンゴ・ブロッコリー・緑茶・そば・ケッパーなどに多く含まれており、食品からの摂取によって日常的に体内に取り込まれています。
ケルセチンの主な機能性として研究されているのは以下のとおりです。
- 抗酸化作用:活性酸素を除去し、細胞の酸化ダメージを軽減する
- 抗炎症作用:炎症性サイトカインの産生を抑制する働きが報告されている
- 抗アレルギー作用:ヒスタミン放出を抑える効果が研究されている
- 血圧・血流への影響:血管の弛緩に関わるとされ、血圧管理への寄与が検討されている
ケルセチンはそのままでは水に溶けにくく体内への吸収率が低いため、配糖体(ケルセチン-3-グルコシドなど)の形で存在することが多く、腸内細菌によって分解・吸収されます。サプリメントとしても販売されており、機能性表示食品への応用も進んでいますが、過剰摂取については引き続き研究が行われています。抗酸化成分として日常の食生活の中で意識されることが多い成分です。
使い方・例文
「玉ねぎの茶色い皮にケルセチンが多い」として紹介されることが多く、玉ねぎを皮ごと出汁に使う料理法や、ケルセチン配合のサプリメントとして健康食品の分野で登場します。
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