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クロード・ロランとは?

くろーどろらん

クロード・ロランとは、17世紀フランス生まれのバロック期画家で、風景画の発展に大きく貢献した人物です。

クロード・ロラン(Claude Lorrain、本名:クロード・ジェレ、1600頃〜1682年)は、フランスのロレーヌ地方出身の画家で、生涯大半イタリアローマで過ごしました。17世紀ヨーロッパにおける風景画の確立と発展に最も大きく貢献した画家の一人として評価されています。

クロード・ロランの作品の特徴は、柔らかな光の表現にあります。夜明けや夕暮れの光が穏やかに景色を照らす情景を得意とし、大気遠近法を駆使した奥行き感のある風景は、後世の多くの画家に多大な影響を与えました。作品の主題はしばしば聖書や神話の物語を背景に持ちながらも、あくまで風景そのものが主役となる構成を好みました。

代表作には『シバの女王の乗船』(ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵)や『アポロンと牧夫たち』などがあります。また、自作の記録のために制作したスケッチ集『リベル・ウェリタティス(真実の書)』は、贋作対策と同時に当時の制作過程を知る貴重な資料となっています。

その光と空気の表現は18〜19世紀のイギリス風景画家、特にターナーやコンスタブルに深い影響を与え、ロマン主義風景画への橋渡しとなりました。

使い方・例文

西洋美術の風景画を解説する文脈や、バロック絵画の名作を紹介する場面でクロード・ロランの名前と作品が引用されます。

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