クマネズミとは?
くまねずみ
クマネズミとは、世界中に広く分布する外来性のネズミで、高い運動能力と適応力で建物の高所にも侵入する衛生害獣です。
クマネズミ(Rattus rattus)は、ネズミ科クマネズミ属に分類される哺乳類で、原産地はインド周辺とされますが、航路の発達とともに世界中に分布を広げた代表的な外来種です。日本でも全国に定着しており、都市部や港湾周辺に特に多く生息しています。
体長は15〜22センチメートルで、尾は体よりも長いことが多く、これがドブネズミとの見分けポイントのひとつです。耳が大きく、体は細身です。毛色は黒から茶褐色まで個体差があります。クマネズミという名前は「木に登るネズミ」という意味合いからきており、優れた登攀能力(とうはんのうりょく)を持ちます。壁面・配管・電線なども伝って屋根裏や上階へ侵入します。
雑食性で非常に適応力が高く、食品・穀物・ゴミなど何でも食べます。繁殖力が強く、環境条件が整うと年に数回出産し、一度に5〜10頭ほど産みます。
建物への侵入・食品の汚染・電気配線のかじり(火災リスク)・ペストなど感染症の媒介といった深刻な被害をもたらします。防除では侵入経路の封鎖と捕獲トラップ・殺鼠剤の組み合わせが一般的です。
使い方・例文
飲食店や倉庫で天井裏から走り回る音がする場合や、高所の配管に齧り跡が見つかる場合は、クマネズミの侵入を疑って点検・駆除を行います。
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