ガースヒッチとは?
がーすひっち
ガースヒッチとは、ロープやスリングを物体に巻きつけて固定する結び方のひとつで、主にクライミングや山岳活動でアンカーやビレイに使われます。
ガースヒッチ(Girth Hitch)は、ロープワークにおける結び方のひとつで、スリング(ループ状の紐)や細引きを木の幹・ハーネスのギアループ・岩の突起などの固定物に素早く取り付けるために使われます。「タダキ結び」とも呼ばれることがあります。
結び方はシンプルで、スリングのループを対象物に通し、スリングのもう片方のループ(または本体)を通し抜けさせるだけで完成します。特別な道具を必要とせず、グローブをはめた状態でも作業しやすいため、クライミング・登山・ケービングなど屋外活動で広く活用されています。
ガースヒッチの特徴と注意点は以下の通りです。
- 結びが非常に簡単で素早く作れる。
- ロードを受けるとスリングが変形・きつく締まり、強度が低下する可能性がある。
- 特に細いスリングと角張った対象物の組み合わせでは、切断・破損リスクが高まるため注意が必要。
- アンカー設置や木へのセルフビレイ取りつけなど、比較的短時間の固定用途に向いている。
クライミングや山岳救助の現場では基本的な結び方として習得が求められており、ロープワークの入門技術として位置づけられています。使用前はスリングの状態確認と、荷重方向が結び目に対して適切かを必ず確認することが安全上重要です。
使い方・例文
クライミングで岩場の木にセルフビレイを取る際、スリングをガースヒッチで木の幹に巻きつけてカラビナを通す、という場面でよく登場する結び方です。
この用語をシェア
最終更新: