ガロアとは?
がろあ
ガロアとは、19世紀フランスの天才数学者エヴァリスト・ガロアのことで、代数方程式の可解性を群論で解明したガロア理論の創始者です。
エヴァリスト・ガロア(Évariste Galois、1811〜1832年)は、フランスのパリ近郊ブール=ラ=レーヌ生まれの数学者で、わずか20歳で命を落としながらも代数学に革命をもたらしました。
ガロアが解決した最大の問題は「5次以上の代数方程式が四則演算と累乗根のみで解けるか否か」という問いです。彼は方程式の解の集合に作用する置換の群(ガロア群)を定義し、その構造によって方程式が根号で解けるかどうかを判定する理論(ガロア理論)を構築しました。この理論は5次以上の一般的な方程式は根号で解けないことを証明するとともに、群・体・拡大体の概念を整備し近代代数学の出発点となりました。
ガロアの生涯は波乱に富んでいました。パリの名門エコール・ノルマルへの入学試験に落ち続け、政治的急進主義により2度投獄されました。提出した論文はアカデミーに評価されず、21歳の誕生日を迎える前に決闘で命を落としました。決闘前夜に書き残したとされる手紙には数学的着想が書き留められており、後世の数学者によって解読・発展されました。
今日のガロア理論は代数幾何学・数論・暗号理論など広範な分野の基盤となっています。
使い方・例文
高校数学で習う二次方程式の解の公式がなぜ五次方程式では存在しないのか、その理由を説明するのがガロア理論です。
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