カール・ドニッツとは?
かーるどにっつ
カール・ドニッツは、第二次世界大戦中のドイツ海軍提督で、Uボート作戦を指揮し、ヒトラーの後継としてドイツ国家元首を短期間務めた人物です。
カール・ドニッツ(Karl Dönitz, 1891〜1980年)は、ドイツの海軍軍人・政治家です。第二次世界大戦中に潜水艦隊の総司令官として「Uボート作戦(大西洋の戦い)」を指揮し、連合国の補給線を脅かしました。
ドニッツは第一次世界大戦でもUボート乗組員として従軍し、戦間期にドイツ海軍の再建・潜水艦部隊の育成に尽力しました。第二次世界大戦での主な役割は以下の通りです。
- 潜水艦群による「群狼戦術(Rudeltaktik)」の開発・実践
- 1942年にドイツ海軍総司令官に就任
- 大西洋の商船・軍艦を攻撃し、英米の戦争遂行に大きな圧力をかけた
1945年4月にヒトラーが自殺すると、遺言によりドニッツが後継国家元首(大統領)に指名されました。彼は短期間(約3週間)その職を務め、連合国に対し無条件降伏の調印を行いました。
戦後のニュルンベルク裁判では戦争犯罪の有罪判決を受け、10年間服役しました。釈放後は回顧録を執筆し、その評価は今日も議論が続いています。大西洋海戦史・潜水艦戦術史における中心人物として、軍事史研究では必ず言及される存在です。
使い方・例文
第二次世界大戦史でUボート・大西洋の戦いを扱う際に登場するほか、「ヒトラーの後継者」として戦後ドイツの降伏を語る場面でも必ず名前が挙がります。
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