カール・スプランガーとは?
かーるすぷらんがー
カール・スプランガーとは、20世紀初頭に活躍したドイツの哲学者・教育学者で、人間の価値観を6類型に分類した「価値類型論」で知られる人物です。
カール・スプランガー(Eduard Spranger、1882〜1963年)は、ドイツの哲学者・教育学者・心理学者です。ベルリン大学やテュービンゲン大学などで教鞭を取り、精神科学(文化科学)の立場から人間の精神生活や教育の意義を探求しました。
スプランガーの最も著名な業績は、著作『生の諸形式(Lebensformen)』(1914年)に示された価値類型論です。彼は人間の精神的態度を、その主要な価値志向によって次の6つに分類しました。
- 理論型:真理の追求を最上位の価値とする
- 経済型:実用性・有用性を重視する
- 審美型:美や形式の調和を求める
- 社会型:他者への愛・奉仕を中心とする
- 権力型:影響力・支配・名誉を志向する
- 宗教型:精神的な統一・絶対的価値を求める
この類型論は後の人格心理学・職業適性研究に大きな影響を与え、オルポートらによって「価値研究」(Allport-Vernon-Lindzey Study of Values)として発展しました。教育学の分野では、個人の価値類型に応じた教育のあり方を論じた点が重要視されています。
スプランガーの思想は今日も人材育成・キャリア教育・組織論などの場で引用され続けています。
使い方・例文
心理学や教育学の授業でスプランガーの価値類型論が紹介され、人がどのような動機・価値観で行動するかを考える際の基礎理論として活用されます。
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