カール・サンドバーグとは?
かーるさんどばーぐ
カール・サンドバーグは、アメリカの労働者・庶民の生活を力強い自由詩で描いた詩人・伝記作家で、「シカゴの詩人」として知られます。
カール・サンドバーグ(Carl Sandburg、1878〜1967年)は、イリノイ州ギャルズバーグ生まれのアメリカの詩人・伝記作家・フォークシンガーです。スウェーデン系移民の子として生まれ、若い頃は農場労働者・レンガ職人・炭鉱夫など様々な肉体労働に従事した後、独学で文学の道を切り開きました。
1914年に発表した詩「シカゴ」は、「豚の屠殺者、世界の道具職人(Hog Butcher for the World, Tool Maker)」という書き出しで20世紀初頭の工業都市の生命力を力強く歌い上げ、一躍注目を集めました。ウォルト・ホイットマンの自由詩の伝統を受け継ぎながら、都市労働者・移民・農民といった無名の民衆を詩の主役に据えたことが特徴です。
詩集『シカゴ詩篇』『コーンハスカーズ』などで二度のピュリツァー賞(詩部門1919年・伝記部門1940年)を受賞しています。伝記作家としてはリンカーン大統領の大著伝記を執筆し、高い評価を得ました。また民謡・フォークソングの収集家としても活躍し、アメリカの口承文化の保存にも貢献しています。
使い方・例文
アメリカ文学の授業や詩集の解説で、「シカゴ」や「フォグ」など短詩の例文としてよく使われます。また労働者文学・民衆文学を語る文脈で必ず名前が挙がります。
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