カレン・カーペンターとは?
かれんかーぺんたー
カレン・カーペンターは、兄のリチャードとともに「カーペンターズ」を結成し、1970年代に世界的な人気を誇ったアメリカの歌手で、その温かく澄んだ声と神経性無食欲症による早逝で知られる人物です。
カレン・カーペンター(Karen Carpenter、1950〜1983年)は、アメリカ合衆国コネチカット州ニューヘイブン生まれの歌手・ドラマーです。兄リチャード・カーペンターとともに1969年に「カーペンターズ(The Carpenters)」を結成し、ソフトロックやポップス界を代表するデュオとして世界的な成功を収めました。
カレンの最大の特徴は、その唯一無二の声にあります。深みのあるコントラルト(低い女声)の音域と温かみのある音色は「ベルベットのような声」と称され、複雑なアレンジを施されたカーペンターズのサウンドの核心を担いました。主な代表曲には以下のものがあります。
- 『クロース・トゥ・ユー(Close to You)』(1970年)
- 『トップ・オブ・ザ・ワールド(Top of the World)』(1973年)
- 『イエスタデイ・ワンス・モア(Yesterday Once More)』(1973年)
- 『スーパースター(Superstar)』(1971年)
絶頂期にあった1970年代後半から、カレンは神経性無食欲症(拒食症)を患い、体重の急激な低下が続きました。当時この疾患への社会的認識はほとんどなく、治療も十分には行われませんでした。1983年、わずか32歳で心停止により亡くなります。その死は拒食症という摂食障害を世界的に広く知らしめる契機となり、メンタルヘルスと摂食障害の社会的認知を高める上で大きな役割を果たしました。
カーペンターズは生涯に3枚のグラミー賞を獲得し、世界で1億枚以上のアルバムを売り上げたとされています。カレンの歌声は今日も多くのアーティストに影響を与え続けており、ポップ音楽史に不滅の足跡を残しています。
使い方・例文
1970年代のポップ音楽の歴史や、摂食障害に関する社会的認識の変化について調べるとき、カレン・カーペンターの名は必ずといってよいほど登場します。
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