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エル・リシツキーとは?

えるりしつきー

エル・リシツキーとは、ロシア出身の芸術家・建築家・グラフィックデザイナーで、ロシア構成主義の旗手として20世紀視覚芸術に多大な影響を与えた人物です。

エル・リシツキー(El Lissitzky、本名:ラザール・マルコヴィチ・リシツキー、1890〜1941年)は、ロシア帝国(現ベラルーシ)生まれの芸術家・建築家で、ロシア革命後の社会主義国家ソビエト連邦において、革命的な視覚表現を追求した前衛芸術の代表的人物です。

建築と美術の両方を学んだリシツキーは、マレーヴィチのシュプレマティスムの影響を受け、「プロウン(PROUN)」と呼ばれる独自の抽象的絵画・空間概念を発展させました。プロウンは「新しい芸術の肯定のためのプロジェクト」を意味し、絵画と建築の中間領域を探求したものです。

リシツキーの活動領域と業績は多岐にわたります。

  • グラフィックデザイン:タイポグラフィと写真・絵画を組み合わせたフォトモンタージュの先駆
  • 展示デザイン:1920年代のドイツなど欧州各地の展覧会でダイナミックな展示空間を設計
  • 建築:水平スカイスクレーパー(レーニン・トリビューン)など革命的な建築概念を提案
  • 書籍・印刷物デザイン:マヤコフスキーの詩集など革新的なブック・デザインを手がける

バウハウスやオランダのデ・ステイルとも深く交流し、国際的な構成主義ネットワークの要となりました。現代のグラフィックデザインやタイポグラフィの多くの原型が、リシツキーの仕事に遡ることができます。

使い方・例文

モダンデザインの教科書や、ロシア構成主義・バウハウスを扱う展覧会では、その革新的なポスターやプロウン作品が必ずといっていいほど紹介されます。

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