エルマー・スペリーとは?
えるまーすぺりー
エルマー・スペリーとは、ジャイロコンパスや自動操縦装置など航法技術の革新をもたらしたアメリカの発明家・実業家です。
エルマー・アンブローズ・スペリー(Elmer Ambrose Sperry、1860〜1930年)は、生涯に400件以上の特許を取得したアメリカの発明家であり、複数のベンチャー企業を起業した実業家でもあります。
スペリーは電気・採掘機械・路面電車など幅広い分野で発明活動を展開しましたが、最も大きな功績は航法技術における革新です。地球の自転を利用して正確な北を示す「ジャイロコンパス」を1908年に実用化し、磁気の影響を受けやすい従来の磁気コンパスの限界を克服しました。この発明は軍艦・商船の航法精度を飛躍的に高め、海軍技術における画期的な進歩として世界各国の海軍から採用されました。
さらにジャイロスコープの原理を応用した艦船安定装置(ジャイロスタビライザー)や、航空機向けの自動操縦装置の開発にも取り組みました。これらの技術は後の航空機・船舶の安全運航の基礎となるものです。
スペリーが1910年に創業したスペリー・ジャイロスコープ社は後にスペリー・コーポレーションへと発展し、電子機器・防衛システム分野の大企業となりました。同社はバロウズと合併してユニシスとなり、現在も情報技術企業として存続しています。
使い方・例文
航法技術の歴史や軍事技術の発展を扱う文脈で、ジャイロコンパスの発明者・実用化者としてエルマー・スペリーの名前が登場します。
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