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エルギネルペトンとは?

えるぎねるぺとん

エルギネルペトンとは、デボン紀後期に生息した最古級の四肢動物のひとつで、魚類から陸上脊椎動物への進化の過渡的な段階を示す重要な化石生物です。

エルギネルペトンElginerpeton)は、約3億7500万年前のデボン紀後期に生息していた初期の四肢動物(テトラポッド)で、スコットランド地層から化石発見されています。現在知られている最古の四肢動物のひとつとして、脊椎動物の上陸という進化の大転換を理解するうえで非常に重要な存在です。

化石は主に顎・骨盤・肢帯の断片から成り、全身の形態は完全には解明されていません。しかし発見された骨格の特徴は、四肢動物としての初期的な特徴を備えており、魚類と陸上脊椎動物の中間的な段階にあることを示しています。

デボン紀後期は「魚から四肢動物への移行期」として古生物学上きわめて重要な時代であり、エルギネルペトンの他にもアカンソステガやイクチオステガといった初期四肢動物の化石が発見されています。これらの動物は浅い水域や湿地に生息し、肺呼吸と四肢の双方を備えながらも、主に水中生活を営んでいたと考えられています。

エルギネルペトンの発見は、四肢動物の起源がこれまでの想定よりも古い可能性を示すものとして注目されており、古脊椎動物学の研究を大きく進展させました。

使い方・例文

脊椎動物の上陸進化を解説する文献や博物館展示で、「最古の四肢動物候補」として紹介される場面に登場します。

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