エリック・シプトンとは?
えりっくしぷとん
エリック・シプトンとは、イギリスの登山家・探検家で、エベレスト周辺の偵察や中央アジア探索など20世紀前半の山岳探検を牽引した人物です。
エリック・シプトン(1907〜1977年)は、イギリス・スリランカ(当時のセイロン)生まれの登山家・探検家です。ヒマラヤや中央アジアの未踏地域への偵察・探索で数多くの業績を残し、軽装・少人数のスタイルによる登山を先駆けた人物として知られています。
シプトンはエベレスト遠征との関わりでも重要な役割を果たしました。1930〜40年代にかけてエベレスト偵察隊に複数回参加し、南側のルートへのアプローチを探索しました。1951年の遠征ではカムジュン氷河から南東稜ルートの可能性を確認し、1953年のヒラリー・テンジン隊による初登頂への道を開く重要な成果を残しました。
シプトンの登山哲学の特徴として以下が挙げられます。
- 「軽量・小人数・低予算」の探検スタイルを信条としていました。
- 頂上到達より探索・発見そのものに価値を置く姿勢を持っていました。
- パタゴニアや南米の未踏地帯へも晩年に遠征しています。
探検家として数多くの著作も残しており、登山文学の分野でも高く評価されています。その思想はアルパインスタイルの普及に大きな影響を与えました。
使い方・例文
エベレスト初登頂の歴史的背景や、20世紀前半のヒマラヤ探検を紹介する文章で、エリック・シプトンの偵察活動が必ずといってよいほど言及されます。
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