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エリエル・サーリネンとは?

えりえるさーりねん

エリエル・サーリネンとは、フィンランド出身でアメリカでも活躍した建築家で、国民ロマン主義からアール・デコへと発展した独自のデザインで知られます。

エリエル・サーリネン(Eliel Saarinen、1873〜1950年)は、フィンランドランタサルミに生まれた建築家・都市計画家です。フィンランド国内での活躍のち渡米し、アメリカでも数多くの重要な建築物を手がけました。

フィンランド時代の代表作として、1905〜1912年に建設されたヘルシンキ中央駅が挙げられます。石造りの堂々とした外観と機能美を兼ね備えたこの駅舎は、フィンランド国民ロマン主義建築の最高傑作と評価されています。同時期に手がけた自邸「ヴィトレスク」も芸術家集落として名高い場所です。

1923年にアメリカに移住後、クランブルック芸術学校の設立・運営に関わり、デザイン教育にも大きな影響を与えました。アメリカ時代にはアール・デコ的な要素を取り入れた近代的な建築設計を展開し、息子のエーロ・サーリネン(後に独自の有機的建築で著名になる建築家)とも協働しました。

エリエルの建築は細部の装飾と全体的なプロポーションのバランスを重視しており、北欧的な自然観と近代建築の合理性が融合した独自のスタイルは、20世紀建築史において重要な位置を占めています。

使い方・例文

北欧建築や近代建築を学ぶ文脈で、「エリエル・サーリネンのヘルシンキ中央駅はフィンランド建築の象徴だ」と紹介されることがあります。

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