エリア・カザンとは?
えりあかざん
エリア・カザンはギリシャ系アメリカ人の映画・演劇監督で、ハリウッド黄金期を代表する巨匠の一人です。
エリア・カザン(1909〜2003年)は、トルコ出身のギリシャ系アメリカ人映画監督・演劇演出家です。ブロードウェイと映画の両分野で頂点を極め、20世紀アメリカ文化に多大な影響を与えました。
演劇界ではテネシー・ウィリアムズやアーサー・ミラーの作品を多数演出し、舞台芸術の革新に貢献しました。映画では写実的な演技スタイルを重視し、マーロン・ブランドやジェームズ・ディーンといった後の大スターを育てたことでも知られています。
代表作には以下があります。
- 『欲望という名の電車』(1951年)
- 『波止場』(1954年・アカデミー賞作品賞・監督賞受賞)
- 『エデンの東』(1955年)
- 『紳士協定』(1947年・アカデミー賞作品賞受賞)
一方、1952年に赤狩り(マッカーシズム)の圧力のもと議会証言で仲間の名前を告発したことは今日も議論の的となっており、1999年に名誉アカデミー賞を受賞した際にも賛否が分かれました。偉大な芸術家でありながら、その人生が複雑な倫理的問いを残した人物として歴史に刻まれています。
使い方・例文
「映画史を学ぶ際、エリア・カザンは『波止場』と赤狩りへの協力という相反する側面を持つ監督として必ずと言っていいほど取り上げられます。」
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