エラスムス・パパドプロスとは?
えらすむすぱぱどぷろす
エラスムス・パパドプロスは、キプロスの政治家で、キプロス共和国大統領を務めた人物として知られます。
エラスムス(タソス)・パパドプロス(Tassos Papadopoulos、1934〜2008年)は、キプロスの法律家・政治家。2003年から2008年までキプロス共和国の大統領を務めました。キプロスにおいて長年にわたり政界の要職を歴任した、同国現代政治史を代表する人物の一人です。
パパドプロスは弁護士出身で、キプロスが英国から独立(1960年)した際から政治に関与し、歴代政権で法務大臣など複数の閣僚職を務めてきました。長い政治キャリアを経て2003年の大統領選挙で勝利し、大統領に就任しました。
大統領任期中の最大の焦点は、キプロス統一問題でした。2004年のEU加盟を前に、国連が仲介した「アナン計画」による南北統一案が国民投票にかけられました。しかしパパドプロスは南キプロス(ギリシャ系)の国民に対し反対票を呼びかけ、結果として統一案は否決されました。この判断は国際社会から批判を受けましたが、国内のギリシャ系住民からは一定の支持を得ました。
2008年の大統領選挙で現職ながら再選を果たせず引退。同年12月に74歳で死去しました。
使い方・例文
「キプロス統一問題を扱うニュースや外交史の解説では、パパドプロス大統領のアナン計画否決の決断が転換点として取り上げられます。」
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