エットーレ・ソットサスとは?
えっとーれそっとさす
エットーレ・ソットサスは、20世紀を代表するイタリアのデザイナーで、ポストモダン・デザインの象徴「メンフィス」を主導した人物です。
エットーレ・ソットサス(Ettore Sottsass、1917〜2007年)は、イタリア出身の建築家・デザイナーです。オーストリア生まれのイタリア人として育ち、ミラノを拠点に活動した彼は、20世紀のインダストリアルデザインと家具デザインに大きな影響を与えました。
1960年代からオリベッティ社のデザインコンサルタントとして活動し、タイプライター「バレンタイン」など鮮やかな色使いと人間的な形状のプロダクトを生み出しました。そして1981年には「メンフィス」グループを設立。機能主義的なモダニズムに対抗し、幾何学的な形・鮮烈な色彩・パターン装飾を組み合わせたポストモダンデザインを世界に発信しました。
ソットサスのデザイン哲学の特徴は以下の点に集約されます。
- デザインを文化・儀式・精神性の表現と捉える視点
- 機能よりも感情・遊び心を重視する姿勢
- インドや東洋文化からの影響を取り入れた装飾性
- 既存の「良いデザイン」の概念への意図的な挑戦
晩年は建築プロジェクトにも多く携わり、その業績はデザイン史に永続的な足跡を残しています。
使い方・例文
「メンフィス」スタイルの棚や椅子は、デザイン博物館の展示や1980年代のポップカルチャーを語る際の文脈でよく紹介されます。
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