ウリシーズ・グラントとは?
うりしーずぐらんと
ウリシーズ・グラントとは、南北戦争で北軍を勝利に導いたアメリカの将軍であり、第18代大統領(1869〜1877年)です。
ウリシーズ・シンプソン・グラント(Ulysses S. Grant, 1822〜1885年)は、アメリカ合衆国の軍人・政治家です。オハイオ州に生まれ、ウェストポイント陸軍士官学校を卒業した後、メキシコ戦争(1846〜1848年)に従軍しました。
南北戦争(1861〜1865年)では北軍(連邦軍)の司令官として頭角を現し、シャイローの戦いやヴィックスバーグ包囲戦で指揮を発揮。1864年にはリンカーン大統領に総司令官として任命され、南部連合軍のリー将軍を降伏させて戦争を終結に導きました。
1869年に第18代大統領に就任し、2期8年間を務めました。在任中は南北戦争後の再建政策を推進し、黒人市民の権利保護にも取り組みました。しかし政権内の汚職スキャンダルが相次ぎ、政治的評価は複雑です。
晩年は財政的に困窮し、喉頭がんに侵されながらも自伝の執筆を続け、死去直前に完成させました。この回顧録は文学的価値も高く、現在でも名作として評価されています。軍人としての実績と政治家としての光と影を併せ持つ、アメリカ史上重要な人物の一人です。
使い方・例文
「南北戦争の英雄グラントは、その後大統領となったが、政権内の汚職問題にも悩まされた」のように、アメリカ史の南北戦争期や再建時代を語る場面で登場します。
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