ウナギ養殖とは?
うなぎようしょく
ウナギ養殖とは、天然のウナギの稚魚(シラスウナギ)を捕獲して池や施設で育てる、日本の水産業の重要な養殖技術です。
ウナギ養殖は、天然から採取したシラスウナギ(ウナギの稚魚)を人工的な環境で成魚まで育てる技術で、日本ではウナギの安定供給を支える重要な産業です。静岡県(浜名湖周辺)、愛知県、鹿児島県が三大産地として知られています。
ウナギの完全養殖(卵から育てること)は研究機関で成功例はあるものの、商業規模での実用化にはまだ至っていません。そのため現在の養殖は全面的にシラスウナギの天然採取に依存しており、これが安定供給の最大の課題となっています。
養殖の流れは概ね以下の通りです。
- 冬から春にかけて河川の河口付近でシラスウナギを採取する
- 専用の養殖池(露地池や温水循環施設)に放流する
- 配合飼料を与えながら半年から1年以上かけて育成する
- 体重150〜200グラム程度になったところで出荷する
近年はニホンウナギが絶滅危惧種に指定されており、シラスウナギの採取量の減少と価格高騰が深刻な問題となっています。完全養殖技術の実用化や資源管理の強化が業界全体の課題です。
使い方・例文
「国産うなぎ」として販売されているものの大半は養殖ウナギで、スーパーや専門店での蒲焼きがその代表的な商品です。
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