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ウォルフガング・パウリとは?

うぉるふがんぐぱうり

ウォルフガング・パウリは、20世紀を代表するオーストリア出身の理論物理学者で、「パウリの排他原理」の発見によりノーベル物理学賞を受賞しました。

ウォルフガング・エルンスト・パウリは、1900年4月25日にオーストリアハンガリー帝国のウィーンで生まれ、1958年12月15日に逝去した理論物理学者です。量子力学の発展に根本的な貢献をした科学者として、20世紀物理学史に欠かせない人物です。

パウリの最大の功績は、1925年に発表した「パウリの排他原理」です。これは、同一の量子状態には2つ以上のフェルミオン(電子などの半整数スピンを持つ粒子)が同時に存在できないというものです。この原理は原子の電子配置と元素の化学的性質を説明する根拠となり、現代の原子物理学・固体物理学の礎を築きました。

また、ベータ崩壊のエネルギー保存問題を解決するために「ニュートリノ」の存在を1930年に予言したことでも知られます。実際にニュートリノが検出されたのは1956年のことで、パウリの洞察の正しさが証明されました。

パウリはその鋭い批評眼でも有名で、同僚の研究の誤りを容赦なく指摘する「神の鞭」と恐れられた逸話も残っています。また、彼が実験室に近づくだけで装置が壊れるという「パウリ効果」は、物理学者の間で語り継がれるユーモラスな伝説となっています。1945年にノーベル物理学賞を受賞しました。

使い方・例文

物理学の教科書や大学の量子力学の講義では、「パウリの排他原理によって電子は同じ量子状態を共有できない」という説明とともに必ず登場します。

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