アンナー・ビルスマとは?
あんなーびるすま
アンナー・ビルスマとは、古楽器演奏(ピリオド奏法)の先駆者として世界的に評価されるオランダのチェリストです。
アンナー・ビルスマ(Anner Bylsma、1934年〜2019年)は、オランダ・ハーグ出身のチェリストです。古楽器(バロック・チェロや古典期のチェロ)を用い、当時の演奏習慣に基づいた「ピリオド奏法(歴史的演奏実践)」の開拓者として、チェロ演奏史に革命をもたらした人物です。
バッハの無伴奏チェロ組曲の録音は特に名高く、現代楽器による演奏とは異なる素朴で生き生きとしたサウンドが高く評価されています。ビルスマの演奏は、記譜された音符の背後にある作曲家の意図を探り、装飾音やリズムの処理に歴史的根拠を求めるアプローチで知られています。
ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで入賞するなど演奏家として実力を認められ、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェリストも務めました。その後、古楽演奏への転向によって新たなキャリアを切り開きました。
後進の育成にも積極的で、日本を含む世界各地でマスタークラスを開催し、古楽演奏の普及に大きく貢献しました。現代の古楽チェロ奏者の多くがビルスマから直接・間接的に影響を受けています。
使い方・例文
アンナー・ビルスマはバッハの無伴奏チェロ組曲を古楽器で録音したことで特に有名で、古楽演奏を学ぶ際の必聴盤として紹介されます。
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