アレクシス・キヴィとは?
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アレクシス・キヴィとは、フィンランドの国民的作家で、フィンランド語による最初の本格的小説『七人兄弟』を書き、フィンランド文学の父と称えられる人物です。
アレクシス・キヴィ(Alexis Kivi、1834〜1872年)は、フィンランドのヌルミヤルヴィ生まれの作家・劇作家で、「フィンランド文学の父」として国民的な尊敬を集めています。本名はアレクシス・ステンヴァル(Aleksis Stenvall)。
キヴィが生きた時代、フィンランドはロシア帝国の支配下にあり、文化的・言語的アイデンティティの確立が重要な課題でした。当時の文学はスウェーデン語中心であったため、キヴィがフィンランド語(スオミ語)で本格的な文学作品を書いたことは歴史的な意義を持ちます。
代表作『七人兄弟(Seitsemän veljestä)』(1870年)は、フィンランド語で書かれた最初の長編小説とされています。山岳地帯で野生的に生きる7人兄弟が、社会に馴染むまでの波乱に富んだ物語を通じて、フィンランドの農村生活・自然・人間の強さを生き生きと描きました。この作品はフィンランドの国民性を象徴する文学として今日も読み継がれています。
しかし、キヴィの生涯は不遇でした。当時の文学界から保守的・粗野と批判を受け、精神的・経済的に追い詰められ、37歳で亡くなりました。彼の真価は死後に認められ、現在ではフィンランドの通貨(旧マルッカ)の肖像にも採用されるなど国民的象徴となっています。
使い方・例文
「アレクシス・キヴィ」という名前は、フィンランドの文学史・文化史を学ぶ際に必ず登場します。例えば、「フィンランド語文学の出発点として、アレクシス・キヴィの『七人兄弟』は今なお国民的古典として親しまれている」のように紹介されます。
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