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アルベルト・モラヴィアとは?

あるべるともらゔぃあ

アルベルト・モラヴィアはイタリアの代表的な現代小説家で、性・階級・疎外をリアリズムで描き、20世紀イタリア文学を国際的に知らしめた作家です。

アルベルト・モラヴィア(1907〜1990)はローマ生まれのイタリア小説家・ジャーナリストです。本名はアルベルト・ピンケルレといい、ユダヤ系の家庭に育ちました。少年期に骨結核を患い、長期の療養生活を余儀なくされた経験が後の作品世界に大きな影響を与えました。

1929年、22歳で発表したデビュー作『無関心な人々』は、上流ブルジョア家庭の退廃と道徳的無気力を鋭く解剖した作品として高く評価され、イタリア近代文学の新たな地平を開きました。ファシズム政権下では検閲を逃れるために筆名を使い、執筆を続けました。

モラヴィアの作品は性愛・権力・金銭・階級といったテーマを大胆かつリアリスティックに扱うのが特徴です。代表作には、戦中ローマの中産階級の転落を描いた『コンフォルミスト』(1951年)、性と愛の乖離を探求した『軽蔑』(1954年)、ローマの下層庶民の生を活写した『ローマの女』(1947年)などがあります。

多くの作品が映画化され、ベルトルッチやゴダールといった映画監督によって映像化されたことでも国際的な知名度を得ました。生涯を通じて旺盛な執筆活動を続け、イタリア文学のみならずヨーロッパ現代文学全体に大きな足跡を残しました。

使い方・例文

イタリア現代文学の授業や、ベルトルッチ監督の映画『暗殺の森』の原作者として紹介される際にモラヴィアの名前が登場します。

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