アルバロ・ヌニェス・カベサ・デ・バカとは?
あるばろぬにぇすかべさでばか
アルバロ・ヌニェス・カベサ・デ・バカとは、16世紀スペインの探検家で、北米大陸を数年にわたって徒歩で横断した最初のヨーロッパ人として知られる人物です。
アルバロ・ヌニェス・カベサ・デ・バカ(約1490〜1559年)は、スペイン出身の探検家・征服者です。1527年、パンフィロ・デ・ナルバエスが率いるフロリダ遠征隊の一員として新世界に赴きました。
遠征は当初から困難を極め、船の難破や嵐、先住民との衝突が重なり、数百名いた隊員のほとんどが死亡しました。カベサ・デ・バカを含む生存者はメキシコ湾岸に漂着し、その後8年以上にわたって現在のテキサス・ニューメキシコ・アリゾナ・北メキシコにかけての広大な地域を徒歩で移動し続けました。
この旅の過程で彼らは先住民の集落を渡り歩き、治療師や交易者として受け入れられながら生き延びました。途中で合流したアフリカ系の奴隷エステバニコも含め、最終的に1536年にスペイン領メキシコにたどり着いた生存者はわずか4名でした。
カベサ・デ・バカはその体験を「難破の物語(ナウフラヒオス)」として記録し、北米南部の先住民の文化・生活・地理に関する貴重な情報を後世に残しました。この記録は北米を記述した最も初期の文献のひとつとして、歴史・人類学の分野で今も重視されています。
使い方・例文
北米探検史や植民地時代のスペイン人探検家を学ぶ際に、最初に北米を横断したヨーロッパ人としてカベサ・デ・バカの名が登場します。
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