アリーチェ・ロルバケルとは?
ありーちぇろるばける
アリーチェ・ロルバケルはイタリアの映画監督で、農村の土地・信仰・共同体を幻想的かつ詩的な映像で描き、カンヌ映画祭で複数回受賞した現代イタリア映画を代表する作家です。
アリーチェ・ロルバケル(Alice Rohrwacher、1981年生まれ)は、イタリア・トスカーナ地方出身の映画監督・脚本家です。俳優でもある姉アルバ・ロルバケルとともに芸術一家に育ち、映像の道を歩み始めました。
ロルバケル監督の作品の核心にあるのは、イタリアの農村や地方コミュニティに生きる人々の姿です。工業化・近代化の波に飲み込まれていく土地の風景と、そこに根付いた信仰や共同体の記憶を、リアリズムと幻想が入り混じる独特の映像言語で表現します。
代表作と主な受賞歴は以下の通りです。
- 『Corpo Celeste』(2011年)― 長編デビュー作、カトリック的な信仰の問い直し
- 『夏をゆく人々』(2014年)― カンヌ映画祭審査員大賞受賞
- 『幸福なラザロ』(2018年)― カンヌ映画祭脚本賞受賞
- 『キメラ』(2023年)― ベルリン国際映画祭など主要映画祭で注目を集めた
彼女の作品はイタリア語のほかに方言や地域の言葉も使われ、土地への深いこだわりが感じられます。フェミニスト的視点も持ち合わせており、現代ヨーロッパ映画を代表する作家として国際的な評価が高まっています。
使い方・例文
カンヌ映画祭の結果報道や、イタリア映画・ヨーロッパ芸術映画の特集で名前が挙がることが多い監督。
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