アラタ・イソザキとは?
あらたいそざき
アラタ・イソザキとは、戦後日本を代表する建築家で、メタボリズムから脱して独自の前衛的スタイルを確立し、2019年にプリツカー賞を受賞した磯崎新のことです。
磯崎新(いそざき あらた、1931〜2022年)は、大分県生まれの日本の建築家で、20世紀後半から21世紀初頭にかけて世界的に活躍した日本建築界の巨人です。国際的には「アラタ・イソザキ」の名で知られています。
東京大学大学院で丹下健三に師事した後、独立して磯崎新アトリエを設立しました。初期はメタボリズム運動(建築の代謝・更新を提唱する日本発の前衛建築運動)に関わりましたが、やがてその枠を超え、ポストモダン・脱構築主義・歴史主義など多様な思想と対話しながら独自のスタイルを追求し続けました。
代表的な作品は多岐にわたります。
- 大分県立図書館(1966年):初期の代表作
- 北九州市立美術館(1974年):ツインのキャノン(砲筒)型が印象的
- つくばセンタービル(1983年):ポストモダン建築の代表例
- バルセロナのサン・ジョルディ宮(1990年):スペインオリンピック会場
- カタール国立コンベンションセンター(2011年)
2019年、建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞し、その生涯の仕事が国際的に最高の評価を受けました。建築の枠を超えて批評・展覧会企画・都市論にも精力的に取り組み、日本と世界の建築文化の橋渡し役を果たした存在です。
使い方・例文
建築史の教科書や美術館の展覧会で、ポストモダン建築や日本の前衛建築の代表として磯崎新(アラタ・イソザキ)の作品が紹介されます。
この用語をシェア
最終更新: