アセタミノフェンとは?
あせたみのふぇん
アセタミノフェンとは、熱を下げ痛みを和らげる解熱鎮痛薬で、市販薬から医療用まで世界で最も広く使われる薬のひとつです。
アセタミノフェン(acetaminophen)は、パラセタモール(paracetamol)とも呼ばれる解熱鎮痛薬です。発熱・頭痛・歯痛・生理痛・関節痛・筋肉痛など、さまざまな痛みと発熱の緩和に使用されます。日本ではカロナール®などの医薬品名でも知られています。
アセタミノフェンは中枢神経系に作用し、体温調節中枢への働きかけや痛みの信号伝達を抑制することで効果を発揮すると考えられていますが、詳細な作用機序はまだ完全には解明されていません。抗炎症作用はほとんどなく、この点でイブプロフェンやアスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とは異なります。
アセタミノフェンの主な特徴は以下のとおりです。
- 胃への負担が少なく、胃腸が弱い人にも比較的使いやすい
- 妊娠中・授乳中の解熱鎮痛薬として選択されることが多い
- 小児(乳幼児を含む)にも使用できる剤形(シロップ・坐薬)がある
- アスピリン喘息のリスクが低く、喘息のある人にも適用しやすい
一方で、過剰摂取(overdose)は重篤な肝障害を引き起こす危険があります。特にアルコールとの併用や、複数の市販薬を重複して服用すると過剰摂取になりやすいため、用量・用法を守ることが重要です。用法を守れば安全性の高い薬ですが、医師・薬剤師への相談が推奨される場面も少なくありません。
使い方・例文
子どもが熱を出したとき、医師からアセタミノフェン(カロナール)の坐薬や粉薬が処方されることがあります。成人向けの市販の頭痛薬にも含まれていることが多いです。
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