アウン・サンとは?
あうんさん
アウン・サンとは、ビルマ(現ミャンマー)の独立運動を率いた民族主義的指導者で、「ビルマ独立の父」と称される歴史的人物です。
アウン・サン(Aung San、1915〜1947年)は、ビルマ(現ミャンマー)の民族主義的政治家・軍人で、イギリス植民地支配からの独立を実現させた指導者です。ラングーン大学在学中から民族運動に参加し、学生運動のリーダーとして頭角を現しました。
第二次世界大戦期には日本軍の支援を受けてビルマ独立義勇軍(BIA)を組織し、日本軍とともにイギリス軍に対抗しました。しかし日本の占領が実態として植民地支配の継続であると見抜くと、1945年に立場を転換し連合国側に協力しています。
戦後はイギリスとの交渉に当たり、1947年にビルマ独立の基盤となるパンロン協定を少数民族指導者と締結しました。同協定は少数民族との連邦国家建設を約束するものでしたが、アウン・サンはその直後の1947年7月、政敵によって暗殺され32歳で生涯を閉じました。
彼の娘がノーベル平和賞を受賞したアウン・サン・スー・チーです。アウン・サンはミャンマーの紙幣や切手に描かれ、「国父」として今日も深く敬われています。
使い方・例文
「アウン・サンはパンロン協定を締結した翌月に暗殺され、彼が描いた連邦国家の理想は未完のまま歴史に刻まれた」というように、ミャンマー近代史の文脈で登場します。
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