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つげ義春とは?

つげよしはる

つげ義春は、幻想的・私小説的な作風で知られる日本漫画家で、ガロ系漫画の代表的存在です。

つげ義春(本名・柘植義春)は、1937年生まれの日本漫画家です。1960年代後半から1970年代にかけて発表した作品群が高く評価され、日本の漫画史における重要な作家の一人とされています。

月刊漫画誌「ガロ」を舞台に発表したねじ式」(1968年)は、シュールレアリスム的な夢の論理と不条理な世界観を独自の絵柄で描き、漫画表現の可能性を大きく広げた記念碑的作品です。このほか「無能の人」や旅をテーマにした一連の「旅もの」作品も高く評価されています。

つげ作品の主な特徴は以下のとおりです。

  • 夢や無意識を題材にしたシュールな表現
  • 日本の農村・温泉地など昭和の風景の丁寧な描写
  • 私小説的な内省と自己嫌悪のテーマ
  • セリフを排した沈黙の間の活用

その影響は漫画の枠を超え、文学・映画・アート分野にも及んでいます。吉本隆明ら文化人からも高い評価を受け、「漫画界の芥川龍之介」とも称されます。晩年は創作活動をほぼ停止していますが、その作品は現在も読み継がれています。

使い方・例文

「ねじ式」は漫画の授業や文学論で取り上げられることも多く、つげ義春の名は日本のサブカルチャーや前衛芸術を語るときに必ず登場します。

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