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碾茶(てんちゃ)とは?抹茶の原料になるまでと玉露との違いを解説

公開 2026年7月1日

この記事は 「碾茶とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

碾茶(てんちゃ)は、抹茶の原料になる蒸し製の緑茶です。日光をさえぎって育てた茶葉を蒸し、もまずに乾燥させて、葉脈や茎を取り除いて葉の部分だけに仕上げます。これを石臼でひくと抹茶になります。

抹茶になるまで

碾茶はそのままでは粉ではなく、乾燥した葉の状態です。石臼などで細かくひいて初めて、鮮やかな緑色の粉「抹茶」になります。つまり碾茶は「抹茶になる前の茶葉」です。

作り方の特徴

  • 被覆栽培(覆下栽培):収穫前の一定期間、よしずや寒冷紗で日光をさえぎります。これにより、うまみ成分のテアニンが増え、渋み(カテキン)が抑えられ、まろやかで濃い味になります。
  • もまない:ふつうの煎茶は揉んで形をととのえますが、碾茶は揉まずに乾燥させます。
  • 葉肉だけを使う:茎や葉脈を除き、やわらかい葉の部分だけに仕上げます。

玉露との違い

玉露も被覆栽培をしますが、玉露は揉んで仕上げる「飲むための茶葉」です。碾茶は揉まず、おもに抹茶にひくための茶葉である点が異なります。雑味が少ないため、碾茶のまま湯で淹れて飲むこともあります。

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