七夕とは?起源・伝説・風習をわかりやすく解説
公開 2026年7月13日
この記事は 「七夕とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。
七夕とは
七夕(たなばた)は、毎年7月7日の夜に行われる日本の伝統的な年中行事です。笹の葉に色とりどりの短冊や飾りをつるし、願い事をする風習として広く知られています。国内では仙台七夕まつりや平塚七夕まつりなど各地で盛大な祭りが開催されます。
由来と伝説
七夕の起源は古代中国の神話にあります。天の川の両岸に住む織女(しょくじょ)と牽牛(けんぎゅう)が、年に一度だけ会うことを許されるという伝説です。日本にはこの物語が奈良時代ごろに伝わり、織女は織姫(おりひめ)、牽牛は彦星(ひこぼし)と呼ばれるようになりました。
また、中国では7月7日の夜に女性が機織りや裁縫の上達を星に祈る乞巧奠(きこうでん)という宮廷行事がありました。この風習が日本に伝わり、貴族文化の中で歌や詩を詠む行事として定着しました。その後、江戸時代には庶民にも広まり、現在のように短冊に願い事を書いて笹に飾るかたちが生まれました。
7月7日の風習
現代の七夕では、竹や笹の枝に短冊・吹き流し・折り鶴などの飾りをつるします。短冊には願い事を書くのが一般的で、子どもたちが保育園や小学校で手作りの飾りを作る光景は夏の風物詩です。
なお、旧暦の7月7日は現代の暦では8月上旬ごろにあたるため、東北地方など一部の地域では8月に七夕行事を行うところもあります。
地域の七夕まつり
日本各地で大規模な七夕まつりが開催されています。宮城県仙台市の仙台七夕まつりは8月6〜8日に行われ、豪華な七つ飾りが商店街を彩る東北三大祭りのひとつです。神奈川県平塚市の平塚七夕まつりも毎年7月に100万人以上を集める大きな祭りとして知られています。このように七夕は地域ごとに独自の形で受け継がれ、日本の夏を代表する行事となっています。