WebFingerとは?
うぇぶふぃんがー
WebFingerとは、メールアドレスのような識別子からユーザーやリソースの情報を検索できるウェブ標準プロトコルです。
WebFingerとは、インターネット上の分散システムでユーザーやリソースに関するメタ情報を取得するためのプロトコルです。RFC 7033として標準化されており、主に分散型ソーシャルネットワークや認証基盤で利用されています。
仕組みは比較的シンプルで、「acct:ユーザー名@ドメイン」の形式のURIを使い、対象ドメインの「/.well-known/webfinger」エンドポイントにHTTPSリクエストを送ると、JSON形式(JRD:JSON Resource Descriptor)でそのユーザーに関連するURL・プロフィール・サービスエンドポイントなどの情報が返ってきます。
WebFingerが実際に使われている主な場面は以下のとおりです。
- ActivityPub(Mastodon等):「@user@example.com」という形式でユーザーを検索するときにWebFingerが使われる
- OpenID Connect:ユーザーの認証プロバイダーを自動発見する際の補助的な仕組み
- 分散型SNS全般:異なるサーバー間でユーザーを識別・検索する共通手段として機能
WebFingerはDNSやメールアドレスの仕組みに近い「ユーザーがどのサーバーにいるか」を発見するための技術であり、マストドンやミスキーなどのActivityPub対応SNSが普及した現代において、その重要性が高まっています。実装はシンプルで、サーバーに静的なJSONファイルを置くだけでも対応できます。
使い方・例文
「MastodonのユーザーをActivityPubで検索する際、クライアントはWebFingerを使ってそのユーザーのプロフィールURLやインボックスのエンドポイントを取得する。」
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