本文へスキップ

TTLとは?

てぃーてぃーえる

TTL(Time To Live)とは、データやパケットがネットワーク上やキャッシュ上に存在できる有効期限・寿命を表す値のことです。

TTL(Time To Live)は、直訳すると「生存時間」を意味し、プロコルシステムの文脈に応じてやや異なる意味を持ちながら、共通して「いつまで有効か」を示す値として機能します。

IPネットワーク(パケットのTTL):IPパケットのヘッダに含まれる数値フィールドで、パケットが経由できるルーターホップ)の最大数を表します。パケットがルーターを1台通過するたびに値が1減算され、0になるとそのルーターがパケットを廃棄してICMPメッセージ(Time Exceeded)を送信元に返します。これによりルーティングループを防ぎ、ネットワークに不要なパケットが永遠に流れ続けるのを防止します。初期値は通常64や128など、OSごとに異なります。

DNSのTTL:DNSレコードがキャッシュサーバーやリゾルバに保持される時間(秒単位)を指します。TTLが3600なら、一度問い合わせた結果を1時間キャッシュしてよいことを意味します。TTLが短いと変更が早く反映される一方でDNSサーバーへの問い合わせ頻度が増し、長いと負荷は下がりますが変更の反映に時間がかかります。

キャッシュシステムのTTL:RedisやMemcachedなどのキャッシュでは、TTLはキーと値のペアが自動的に削除されるまでの秒数を意味します。

TTLの主な役割をまとめると次のとおりです。

  • ループや無限転送の防止
  • 古いキャッシュの自動破棄
  • ネットワークリソースの効率管理
  • DNS変更の伝播制御

トレースルート(traceroute/tracert)はTTLを意図的に1から増やしながら送信することで、経路上の各ルーターを特定するツールです。

使い方・例文

ウェブサイトのDNSレコードを変更する際、事前にTTLを短く設定しておくことで変更後の新IPアドレスへの切り替えを素早く世界中に反映させることができます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語