Trinoとは?
とりの
TrinoとはSQL文で複数の異なるデータソースを横断してインタラクティブに高速クエリできるオープンソースの分散SQLクエリエンジンです。
Trinoは、Facebookが開発した分散SQLクエリエンジン「Presto」を起源とし、その主要開発者たちが独立して立ち上げたオープンソースプロジェクトです。以前はPrestoDBやPresto SQLとも呼ばれていましたが、2021年にTrinoへ改名されました。
最大の特徴はフェデレーテッドクエリの能力です。Trino自身はデータを保持せず、接続先を定義するコネクターを通じて複数の異なるデータソースへ一つのSQLクエリでアクセスできます。対応しているデータソースの例として以下が挙げられます。
- Amazon S3・Azure Blob StorageなどのオブジェクトストレージとHive/Icebergテーブル
- MySQL・PostgreSQL・Oracle などのRDBMS
- Apache Kafka・Cassandraなどの非リレーショナルシステム
- Google BigQueryやElasticsearch
アーキテクチャはコーディネーターと複数のワーカーで構成されており、クエリを並列に分割して実行します。パイプライン処理と列指向のインメモリ処理により、インタラクティブなアドホック分析に最適化されています。大規模なバッチ処理よりも、秒〜分単位の応答が求められるBIやデータ探索の用途に強みがあります。
使い方・例文
データアナリストがS3上のログデータとMySQLの顧客マスタを一つのSQLで結合して分析したい場合、Trinoを使えば個別にデータを移動させることなくクエリを実行できます。
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