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TOBとは?

てぃーおーびー

TOBとは、株式公開買い付けのことで、ある企業の株式を市場外で不特定多数の株主から一定期間・一定価格で直接買い集め、経営権を取得しようとする手法です。

TOB(Take-Over Bid)とは、株式公開買い付けと訳され、ある企業(買付者)が別の企業(対象企業)の株式を、証券取引所を通じた市場での売買によらず、不特定多数株主に直接買い付けを呼びかけ、一定の期間・価格・株数の条件を提示して株式を取得する手法です。

日本では金融商品取引法によって規定されており、一定の条件を超える株式取得にはTOBの実施が義務付けられています。具体的には、市場外で10分の1を超える株式を取得する場合などにTOBが要件となります。

TOBの流れは概ね次のようになります。

  • 買付者が公開買付届出書を金融庁に提出し、買付価格・期間・条件を公表する
  • 株主は提示された価格(通常は市場価格より高いプレミアムが付く)での売却に応じるか否かを判断する
  • 買付期間(通常20〜60営業日)終了後、集まった株式数に応じて買い付けが成立する

TOBには、買収対象企業の経営陣が同意する「友好的TOB」と、同意なく実施される「敵対的TOB」があります。近年は日本でも敵対的TOBの事例が増加しており、企業統治(コーポレートガバナンス)の観点からも注目されています。買収防衛策の有効性や株主の利益保護についての議論が活発に行われています。

使い方・例文

「A社がB社の全株式取得を目的としてTOBを実施し、市場価格より30%高い価格を提示して株主に応募を呼びかけた」というように、企業買収・M&Aのニュースで頻繁に登場します。

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