SIGMETとは?
しぐめっと
SIGMETとは、航空機の安全に重大な影響を与えるおそれがある気象現象を、パイロットや乗務員に警告する国際的な気象情報です。
SIGMET(シグメット)とは、「Significant Meteorological Information(重要気象情報)」の略で、航空機の運航に重大な危険をもたらす可能性のある気象現象について発表される国際的な航空気象警報です。ICAO(国際民間航空機関)の規定に基づき、各国の気象機関が発行します。
SIGMETが発行される主な気象現象には以下のものがあります。
- 熱帯低気圧・台風:強風と乱流をもたらす
- 激甚な乱流(SEV TURBまたはEXTREME TURB)
- 激甚な着氷(SEV ICE):機体への氷の付着
- 火山灰(VA):エンジン停止など重大な被害を引き起こす可能性
- 放射性物質の雲
SIGMETは英数字コードで記述された国際標準フォーマットで発信され、FIR(飛行情報区)ごとに有効区域と有効時間が指定されます。パイロットはフライト前のブリーフィングでSIGMETを確認し、該当空域の回避や代替経路の検討を行います。火山灰に関するSIGMETは特に重要視されており、エンジンへの甚大な被害を防ぐために特別な運用基準が設けられています。
使い方・例文
太平洋横断フライトの事前ブリーフィングで火山噴火によるSIGMETが発行されていた場合、乗務員は影響空域を迂回する航路を設定します。
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