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SHA-3とは?

しゃーすりー

SHA-3とは、NISTが2015年に標準化したハッシュ関数で、SHA-2とは根本的に異なる設計思想に基づき、より高い安全余裕を持ちます。

SHA-3(Secure Hash Algorithm 3)とは、米国国立標準技術研究所(NIST)が2015年にFIPS 202として標準化した暗号学的ハッシュ関数ファミリーです。SHA-1・SHA-2とは異なり、Keccakと呼ばれるアルゴリズムベースにしています。

SHA-3はNISTが2007年から開催したハッシュ関数コンペティションで最終的に採択されました。SHA-2が将来解読される事態に備えた「バックアップ標準」という位置づけで開発されましたが、SHA-2が引き続き安全とされる現在でも、異なる設計原理を持つことから補完的な標準として活用されています。

SHA-3の主なバリアントと出力長は以下のとおりです。

  • SHA3-224:224ビット出力
  • SHA3-256:256ビット出力(SHA-256と同等の用途)
  • SHA3-384:384ビット出力
  • SHA3-512:512ビット出力

SHA-3はスポンジ関数と呼ばれる構造を採用しており、SHA-2のMerkle–Damgård構造とは根本的に異なります。このため、長さ拡張攻撃に対して自然な耐性を持つという利点があります。また、SHAKE128・SHAKE256という任意長の出力を生成できる拡張可能出力関数(XOF)もSHA-3ファミリーに含まれます。現在はブロックチェーン技術や各種セキュリティライブラリで実装が進んでいます。

使い方・例文

「データの改ざん検知にSHA3-256ハッシュを使用する」のように、デジタル署名やデータ完全性検証の文脈で登場します。暗号技術の標準化や比較を論じる際にSHA-2との違いとして言及されます。

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